2013年3月27日水曜日

『アウトランダーPHEV』の不具合について 三菱 アウトランダーPHEV その58

今日の早朝、カラスに天窓の枠をつつきまくられ、目が冴えて寝れませんでした。ちょっと窓を開けたら退散したようですが、こんなの初めてだなー。ここひと月ほど、近所にやけにカラス襲来するんですよね。そして天窓を開けるのに電動のシェードを開けたら調子悪く閉まらなくなったし。

その夕方にはタイトルの不具合発表です。
『アウトランダーPHEV』の不具合について
アーリーアダプターとしては、何があっても驚かないと契約前に営業には話してましたけど、驚きはしませんが大玉が来ましたね。
リコールになるのかサービスキャンペーン扱いで全数点検になるのかまだわかりませんが、どうするのかな?

ここのところ、昨年末の三菱リコールの件を受けてか各社リコールが続いていますが、組み付け不良ではなく部品不良ばっかりですね。自動車業界というか製造業はよくわかりませんけど、利益率向上のための過剰なコストダウンが効いているような気がしてなりません。
景気回復して現場が元気になって日本品質も取り戻したいですね。

さて今晩の充電はどうしよう。

1000km超えました 三菱 アウトランダーPHEV その57の1

ご無沙汰でございます。
わたくしPHEVのオドメーターは現在1018㎞。
ここに来るまでにゃっとうに変化が現れるなどいろいろありました。なんとヨーカドー店頭売りのは2個パックになってしまいました。なぜ。3個パックの方がありがたいのですが。
この間までこっちだったのに…










さて、現在1018㎞ですが、ここまで無給油です。昔、プリウスやエスティマハイブリッドで1000㎞走れるから給油を忘れるっていう記述を読んだので、無給油1000㎞超えてやろうと思っていたのですが、ECOモード以外にはなにもせずに1000㎞超えられました。ま、充電しますから比較できませんけどね。ちなみに、外出時に無料充電2回、東名高速の100円充電2回行っています。

いろいろ感じたことはあるのですが、なかなか書きづらいのでカタログに沿って書いていこうと思います。
最初のころは、車の動きが違うからか、伝わるインフォメーションが変だからなのか、非常に緊張しました。なんでなのか、はっきりとはわかりません。強風が続いたからなのかもしれません。少なくと前車よりは風の影響は少ないんですけどね。

お手元にカタログを用意してください。私の手元には初版しかありませんが、担当営業の方は、まだ変更がないと言っておりました。あ、オプションカタログは変わっています。
それではカタログ12ページ目までを流し見てください。
実車を見ると、実寸以上に大きく感じます。ボンネットが高いからなのかなぁ。ところで実寸なのですが、リーフユーザーのかたの、PHEVは大きいからなんとかという記載を何度も見たのですが、
リーフ
4,445mm(全長)×1,770mm(全幅)×1,550mm(全高) ホイールベース 2,700mm
アウトランダーPHEV
4,655mm(全長)×1,800mm(全幅)×1,680mm(全高) ホイールベース 2,670mm
差は
+210+30+130です。むしろリーフが大きくてびっくりです。


13ページ
電池のみ走行では、自分の運転では50㎞弱までは走れたことがある気がします。が、ちゃんと測っていないので実際は不明です40Km以上は走れます。これからヒーターの使用が減るでしょうから、もう少し伸びるかもね。

●PHEVならではの驚きの低燃費。
気になる人も多いであろう燃費。67㎞の衝撃数字が並んでいますが、こんなに走るわけがありませんので信じないでくださいね。本当に走ったらノーベル賞ものだと思います。
特にこのハイブリッド燃料消費率67.0km/㍑。国土交通省の基準で算出するのですが、ものすごく簡単に言うと、充電したりなんだりで67㎞走った時に消費燃料を測ってみたら1リットルだった!ってことです。1リットルで67㎞走るわけではありません。誤解なきよう。
高速道路のパラレル走行実燃費は12~15Km/Lという話ですが、まだ自分では計測していません。ただ自分前車の高速燃費はかろうじて10km/hを超えるかどうかというところなので、ぜんぜん良くなっています。

14ページ
●自宅に充電環境が無くても楽しめる、モーター走行。
HVだからEVじゃないという話もずいぶん見ましたが、この車は事実上EVです。モーター走行車です。それに、いまだに「急加速をするとエンジンで走行する」的記載を見かけますが、それは間違いです。
今まで何度も書いてきましたが、

・電池の電力で、モーターを回して走ります。
・電池が減ったり、電池から取り出せる電力以上の出力を求めた場合は、エンジンがかかって発電し、充電したりモーターを回したりします。エンジンの力そのもので走るわけではなく、あくまで動力は電気モーターです。
・高速域(少なくとも70Km/h以上)でのみ、クラッチを介してエンジンを直結し、エンジンの出力そのもので走る、エンジンが主役のパラレル走行になります。この時モーターは車両安定用、または加速時に加勢するアシスト動作になります。が、順調に流れている高速道路で動作するくらいで、加減速が多い場合はパラレル走行になりません。

そしてEV走行ですが、これはこの重量のおかげか、今までの車とは乗り味の次元が違います。どちらが上とかいう話ではなく、文字通り違うものです。
一般人が制限なく普通に乗れる乗り物としてはロボットレストランの巨乳ロボと並び異質です。ただ、巨乳ロボよりはPHEVの方がとても理解しやすいです。
現在日本では、この航続距離をあまり気にせずEV走行できる乗り物がこれ以外にありません。
これがこの車の最大の特徴で、ここに価値を見いだせない場合はこの車両を選ぶ必要はない、と言っても過言ではありません。燃費や静寂性、さらには完全な生活四駆を搭載し、楽に4名乗車できてそれなりの荷物も積載できる実用車なんてのは後からついてくるものでした。

15ページ
●三菱リモートコントロール
これは必要かどうかは生活環境によると思いますが、メーカーオプションなので、自宅敷地駐車でガジェット好きな方にはおすすめしておきます。が、当初通信距離は見通し200mとかなんとか言ってたのに、実際は全然だめです。20mも離れると厳しい気がします。電波が弱いようなんですが、これは対策や改善されないんでしょうかねー。
曜日と時間、場所による充電スケジュールを組みたい場合も必須となります。場所とは、自宅では充電ガンを挿しても夜間のみなどのスケジュール充電を行って、外出時は充電ガンを挿したらすぐ充電する、という設定です。あれ、今思ったのですが、MMCSが無くてもこのオプションは選択できますが、場所制御できるのかな?
●電気温水式ヒーター
セットオプションなので、リモートコントロールを付けると付いてきてしまいます。最初のころは空調を入れるとエンジンがかかるので意味が分からなかったのですが、温水ヒーターの出力が小さいので、空調の温度を上げるとエンジンをかける、という仕様のようです。今のところ、外気6℃でヒーターを25℃設定ならエンジンがかからなかったことは確認しています。
つまり、ヒーターメインで欲しい場合は、居住地と相談してください。寒冷地で外気温が低いとエンジンがかかります。説明書にも記載があります。ただし乗る前にリモコンエンジンスターターのような「今すぐ空調」をして暖めたり冷やしたりしたい場合は、このセットオプションが必要です。
●自宅で手軽に充電できます。
ガンの抜き差ししにくいですね。車両の問題ではなく、あの微妙に傾斜したハンドルが、なんか人間工学に基づいていない気がします。ガソリンスタンドの給油機くらい曲がってた方がいい感じがするのですが。
●100VAC電源
フロントカメラを取り付けたとき、確認にPCモニターを車内に持ち込んでこれで使用してみました。今のところそれ以外で使っていません。
●PHEV専用表示
エネルギーモニターが見づらいです。もうちょっとはっきり表示した方がいいんじゃ?なんか未来チックにしたかったんでしょうか。マルチインフォメーションディスプレイの表示は簡潔でわかりやすいです。
●車両接近通報装置
車内ではほとんど聞こえません。そしてこれが鳴っていても歩行者が気づかないようです。そりゃ自動車の音じゃないですから、反射的に反応しないですよね。
うちの近所はリーフのタクシーがしょっちゅう走っているのですが、この音を消してるんですよね。ただでさえ気づかれにくいのに、なんで消すんでしょうか。

ということで先は長い…