2017年3月18日土曜日

未だに理解されないクルマ 三菱 アウトランダーPHEV その80

この間換えた古バッテリーはディーラーで処理してもらいました。
一緒にAZ-1のブレーキローターも引き取ってもらっちゃいました。
バッテリーは、「高いから自分で非純正に換えちゃった」と言うと、いいですよ別に、と。
純正バッテリーの価格が高額なのはやはりいろいろ言われるようで、
メーカーにも提言しているが変わらない、と言っていました。
まぁちょっと6万円は高すぎますよねぇ。
その時MCモデルの試乗車の話をしたら、この日やっと1台ナンバーが付いたとのこと。
遅いねぇ…
Sエディションはくる?というと、来たら担当営業の方から連絡いただけるそうです。
買えませんけどね。

そして、もう発売から4年超えたというのに、いまだにウソ書く評論家がいます。
もうそろそろモデル末期なんですよ?
Sエディションのおかげでまた記事が目に付くようになったのですが
Response
>このクルマ。基本的には限りなくシリーズハイブリッドに近い。
>即ちそれは、通常走行の大半をモーターで走り、エンジンは発電機として機能する。
>そしてより多くのパワーを必要とする時に、エンジンパワーがアシストしてこの時は
>パラレルハイブリッドになる。

いや、エンジンパワーがアシストしてもパラレルにならないから。
こんなの私は最初っから書いてますよね。
今見直しましたけど、第一回目の作文から書いてますよ。

三菱 アウトランダーPHEV 発表
電池がなくなりそうで充電する場合と、加速や上り坂などで電池からの取り出し電力が
不足する場合はエンジンが回り発電します。高速走行時(現在は120Km/hと言っていますが)はエンジン直結でのエンジンのみ走行もありだとか。

ね。
そして

>しかし、チャージモードとすると、アイドリングさえストップしなくなるが、
>これはやり過ぎ。エンジニアの人に聞くと、外部電源に使ったり、
>アウトドアに使用する際を考慮してと言うが、クルマは本質的には走るのが目的なので、
>出来ることならそちらを優先していただきたいと思う。

これは違うと思いますねぇ、どうせ興味ないんでしょ?こういうクルマに。
当然クルマだから走ってナンボですが、最初から100V給電を搭載してきた時点で
電源としての想定はかなり比重を占めてると思っていただかないと。
走行時ならエンジンがうるさいのでアイドリングストップが欲しい時もありますが、電源車としては発電が止まっては困るわけです。
これについては2ちゃんねるで解決策が出ていました。
シフトがPの時以外はアイドリングストップすればいいんですよね。
それだけのことです。
ケチつけるなら提案しましょうよ評論家なんでしょ?
悪口だけならヒョウロンカでも言えますよ。
気楽な商売ですねぇ。

こちらはASCII。
電動化時代を先取りしていた三菱アウトランダーPHEVが進化! さらに電気自動車に近づいた!
>急加速や高速域ではエンジンの力をダイレクトにタイヤに伝えて走ることもできる。

いや、急加速ではダイレクトに伝えないですから。
そして

>現在は、電気温水ヒーターをオプション設定しているので、

いや、私の超初期型でも付いてますから。
ちゃんと話聞きましょうよ。
ついでに

>もちろん、地図は常に最新版といえるGoogleマップなのはうれしいポイント。

googleの地図更新はそんなに早くないですよね。
今回の圏央道でも調べてみては。
ちなみにナビタイムはジャスト更新でした。
ASCIIだからいいかと思ったら、記事を書いてる人は自動車評論家でした。

アウトランダーPHEVの真実が語られないまま、おそらく来年度にはFMCのようです。
おそらくと言うか聞いた話ではEV走行が100km程度になるようですが、
自動運転の類は時期的に微妙なのかな。
日産の頑張り次第かもしれませんが、そのころはまだレーンキープどまりでしょうか。
乗り換えたい気持ちはありますが、別に大きな不満もないですし、
特に個人的には燃費偽装を重ねた時点でほぼ買わないメーカー入りしています。
絶対買わないではないのは、人に危害を加える不祥事ではなかったから。
かと言って日産も嫌いなので日産モデルも買いたくないです。
高速くらいほぼ自動運転できるようになるまで待とうかな。

2017年3月10日金曜日

補機バッテリー交換 三菱 アウトランダーPHEV その79

あけましておめでとう…もういいですね。
まさか今年になって一回も書いてないとは、
今Chromeを起動するまで気づきませんでした。

さて、先週末の話なのですが、
最近テレビでアサシンクリードのCMが流れていたのは知っていたのですが、
ながら見と言うより点けてるだけだったので、てっきりビデオゲームのCMだと思っていました。
新作出たんだなーと思いながら、アサシンクリードは非常に好きなシリーズの一つであるものの、
なんか海賊の話になったときに、俺は海賊になりたいんじゃないんだよなー
この人そもそもアサシンじゃないよなーと思いながらプレイしていて、
XBOX Live Goldの特典で遊んでいたので幽霊船も倒して最後まではやったんですが
若干シリーズに興味を失って新作がどうなっているのか知らないんですよ。

で、映画だと金曜に気づいたので、翌日レイトショーで見に行こうと思いました。
一人でレイトショーに行くのはほぼららぽーと横浜のTOHOなんですが、IMAXやMX4Dまで入ってたのね。
MX4Dでもよかったけど、吹き替えしかないし知らん人がアテレコしてるので通常版でいいや、
とチケット予約していざ出かけようとすると、アウトランダーは補機バッテリー上がり。
もう5度目かな?
最後に乗ったのはその前の金曜日で中7日、ほぼ完全放電、電圧3Vくらいになってました。
AZ-1はハブベアリングを交換しようと奮闘中でして、ハブとナックルが分離した状態だったので乗れません。
こんなこともあろうかとプライムデイで買っておいたリチウムイオンバッテリーのジャンプスターターで
ヒューズボックス内のエマージェンシーコネクタを初めて使用してみるも、
ジャンプスターターのLEDが赤のままでスタンバイにならないんですよ。
これは単に12V出力してくれるんじゃなく、ある程度電圧が無いとスタンバイにならない様子です。
使ったことがないので、そもそも動作しないという可能性もないわけじゃないんですが、
タイトルの通りバッテリー交換したのでこの外したほうのバッテリーに接続したところ
ちゃんとスタンバイになりました。

で、ですね、
何とか出かけようと、とりあえず電源入ればいいわけだから急きょバッテリーを充電したんですよ。
充電を開始すれば電源も復旧するので、システムONにもできるし。
ところが、2A流すと充電器がエラー表示で停止。
メンテナンスモードで少し流して電圧が9Vくらいまで戻ったところで2A流してもすぐにエラー。
そんなことを繰り返しているうちに、上映時間に間に合わなくなったので諦めました。
チケット代…

もう時間はどうでも良くなったのでメンテナンスモードでしばらく充電放置。
リレーがカチカチ言って異常状態ではあるのですが、なんとか電気は流している様子。
1時間後様子を見に行くと、とりあえず電圧も12Vに復活。AD-0002いい充電器だね。
VRLAにもOPTIMAにも対応してるし。
後継機の他ブランド品が安いです
高いやつはびっくりモード(16Vくらいで流す)があって、これにはないんですが
今のところ深放電したバッテリーでも、メンテナンスモードで充電できなかったのは無いです。ま、二つしかやってないですけど。

ここから2A充電に切り替えたんですが、その前に充電率を見ると80%表示です。
明らかに総容量が減っているみたい。
なんかHEV車でバッテリーの状況を知る方法はないのかな。
HEVでなければセルモーターが回る感覚でわかりますが、
こいつはリヤゲートを閉める電磁ロックの元気さくらいでしかわかりません。

使用4年超えたし、何回も深放電させているのでさすがにバッテリー交換を考えました。
純正型番は8201A216、価格はわからんかったのですが、
なんか6万以上するんでしょ?
いろいろ検索しても純正以外に交換した話は見つからず、
むしろ非純正にネガティブな意見や、バッテリーが特殊だ車両が特殊だという意見ばかり。
でも自動車用の鉛バッテリーなんて規格の話でしかないんだし、
そもそも同じバッテリーはランサーでも採用しています。
しょうがない、自分で試してみよう。

アウトランダーPHEVのバッテリーは、規格ではS46B24L(S)です。
最初のSと最後の(S)はあまり見かけないですよね。
最初のSは完全密閉型、これは必須。
46は性能ランク、これ以上の数字ならOK。
B24は寸法。設置場所はギリギリなので同じじゃないとダメそう。
Lはマイナス端子の向き。同じじゃないとケーブルが届かずたぶんダメ
(S)が端子形状、問題のT2(いわゆるD端子)サイズ。

つまり、
VRLA(Valve Regulated Lead-Acid battery/制御弁式鉛蓄電池と言うやつだそう)
であること、
車内に設置する用なのでガスの排出口があること、
端子がT2、これを満たせばOK。たぶん。
使えそうなやつを調べると…
確か2回目にバッテリーを上げた時にも調べた気はするんですが
思わしいのは見つからず。

今まで使えそうという話があったものは、
ACデルコのSMF55B24LS
これはT2端子なのですが、EU向けのENバッテリーには「端子カバーにベンドプラグを付属
(任意の一括排気に対応可能)」「AGM」とあるのに国内向けJISのSMF55B24LSにはAGMの表記がないので
排気口は無いと思います。
※AGM(Absorbent Glass Mat/電解液をガラスマットに吸収させている)の略で、この構造ならVRLAみたい。
でもACデルコのバッテリーはどうも製造国が半島らしいので個人的に選択外。
他にはOPTIMAのイエロートップ、YT-B24L2。
OPTIMAは前のクルマ、その前のGC8と使っていて個人的には良いイメージなので
OPTIMAでも良かったのですが、
以前OPTIMAはドライバッテリーと呼ばれていたと思うのですが、
今ではAGMと呼ぶようです。AGMで完全密閉ではあるのですが、
過充電時に発生するガスの一括排気口がないので今回は却下。

純正と同じGSユアサではHJ-55B24L(S)という、あれ、同じ?な商品があるんですが、
これもVRLA表記がないです、残念。
VRLA排気口付きはR33用のみのようです。
純正採用バッテリー互換をたくさん出しているのに、なんで三菱用は無いんでしょうね。
政治的な問題なんでしょうかね。

と言うことで、世の中にはT1(細)端子をT2(太)端子にするアダプターと言うものが
存在するので、もう(S)にこだわらずS46B24Lを探してみると…
PanasonicのCAOSにありました。クラウンやレクサスのハイブリッド車で使用しているようです。
でも型番が変わってS55B24Lになっていましたが、もちろん問題なし。
まさにハイブリッド車の補機専用(エンジン始動用では無い)で排気口付きのN-S55B24L/HV
懸念事項はバッテリーに排気口のプラグが付属していないので、移植できるのかがが不安だったのですが、
もうこれを投入。

実際購入してみると、補機専用という割にはCCA表示もありましたし、何が専用なのかは不明でしたが、
使えるのでいいです。

純正は20HR 45Ah CCA325A、急速充電不可、充電は4.2A以下、10時間以内の表記。
CAOSは20HR 49Ah CCA325A、急速充電は60分以内、充電は5.0A以下、12時間以内の表記。
さすがにいろいろ性能は良い様子です。
あとアダプターはオーディオテクニカ TAD-2 バッテリースペーサーというやつ。
もっと安い類似品はあるのと、なんかプラチナカラーと書いてあってどうなのかと思ったのですが、
オーディオアクセサリーメーカーがカーオーディオ用として販売しているんですから、
この商品に不安要素などあるわけがない。と思い込んでこれにしました。
あと、他の安いやつのレビューはちょっと問題がありそうだったので。
届いてみたら、当社のターミナル専用って書いてありましたけど。

プラス端子はヒュージブルリンク類がてんこ盛りなので気を付けましょう。ターミナルを留めてるナットは手前のやつです。よーく見てくださいね。トップのじゃないですよ。




アダプターを付けてみました。
気休めにバッテリー側のターミナルとアダプター表面にもコンタクトZ(カーボングリス)を塗っておきます。
指では完全に押し込めずちょっと上に出るので、プラハンで叩いてひっこめておきました。

安易に付けると割れたみたいなレビューもあったので、
切り欠きを合わせてあります。車両側のターミナルにもぴったりでした。

元に戻します。
設置場所のサイズも当然ぴったり。
CAOSなのに黒いんですが、普段見えないのでどうでもいいですね。
あっちにも入れ替えた話は書きましたが、
こういう保証外DIYでもディーラーに作業依頼をする人がいたりするので、
詳細は書きませんでした。
DIYで、アダプターを噛ませるのに抵抗が無い人にはいいと思いますよ。
若干ですがノーマルより性能アップもしますし。

しかしあれですね、三菱リモートコントロール付きなら14時から15分程度毎日自動で充電するんですが、それでも間に合わずバッテリーが上がるという結果になりました。
別にHEVに限るわけじゃないのですが、せっかく自動充電機構があるんだから、15分じゃなくて充電状態を見て時間を調整してくれるといいのになぁ。