2014年5月23日金曜日

EVのシマを荒らすPHEV

改題前は「電気自動車vsPHEV」

ちょっと記録しておきますね。
普段なら彼の珍論についていちいち何か言ったりしないのですが、犯罪者呼ばわりはねー。

さて本題
本文はこちら。一番最後に、見た時点での内容を全文引用しておきます。
都合の悪い内容は書き換えられることがよくあるので。

EVのシマを荒らすPHEV

まず、日産ディーラーの充電器なんだから使うのを遠慮しろ、という理屈は心情的には理解できます。
しかし、実際に店舗に断りを入れて使用されている方もおり、使用は断られていません。
もちろん数例しか知りませんけどね。
日中であっても販売店の裁量で無料充電どころか一般のお客様待遇していただけるところもあるそうです。
私が購入した三菱販社は、近所にお住いのリーフが充電に来るのですが、当然断ったりしません。
200V普通充電なので、何時間も放置していくのに。もちろん200Vの普通充電用たんなるコンセントに補助金なんぞ投入されていませんよ。


今回の国沢さんの願望や妄想以外の事実として、

経産省、次世代自動車振興センターによる充電車対象は電気自動車とプラグインハイブリッド自動車です。

次に、
次世代自動車充電インフラ整備促進事業による、充電インフラの補助金対象のうち、
事業者名が第1の事業、第2の事業である場合は公共性が必要です。
・充電設備が公道に面した入口から誰もが自由に入れる場所にあること。
・利用者を限定していないこと
  ※会員制でも、非会員がその場で利用料を支払う仕組みがあれば公共とみなされる
が条件となります。
つまり、課金装置無し、支払い方法無しで充電器を夜間開放してしまった以上、
上記条件を満たす必要があるため、会員という利用者を限定できなくなりました 。

ここでの疑問は、日産またはディーラーが上記の補助金を使用して充電器を設置したかどうかですよね。
すべて自前で設置したのなら、それは設置者のものであり、対象者は設置者が決めることができるのは当然です。
もちろん三菱の急速充電器も同様です。
この辺は自動車評論家に取材していただきたいところです。

そして、もし公共施設で電気自動車専用と記載されている場合でも、単に当初は電気自動車しかなかったからです。
補助金を使用して公共性のある充電器を設置した場合の対象は、EVとプラグインハイブリッド自動車です。


ついでに、nexco中日本に限りますが、

本ビジョンは、経済産業省「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」におけるEV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド自動車)に必要な充電インフラを計画的に配備するために設置場所を示すためのものであり、高速道路事業者としての考え方等を示すものである。

と明示した2013年12月20日公示のビジョンに

「一方、PHVに関しては電欠が生じた場合にあっても内燃機関により走行が可能なため、
高速道路上での充電インフラ利用は想定していない。」
と記載されており、公共性に付いてどう考えているのだろうと実際にnexco中日本に聞いてみたのですが、
2014年02月21日に
「PHVに関しては電欠が生じた場合にあっても内燃機関により走行が可能なため、高速道路上での普通充電による充電インフラ利用は想定していないところだが、急速充電器に対応する充電口を有するPHVの利用は妨げないこととしている」
と取ってつけたように変更したものが一般社団法人次世代自動車進行センターから承認され公示されました。
PHVはプリウスしか知らなかったんでしょうか?日本一充電インフラを整えている高速道路事業者が?


なぜこの人はこうも特権意識なのかわかりませんが、
EVを買う方は、使用や道路状況により短距離で充電必須であり、ガソリンスタンドほど充電器が普及していないことを理解して購入しています。
充電器の利用者がいたら、先客が終わるまで待つのはすべての人が当たり前です。
数リッターしかガソリンの入らないクルマであっても、GSの行列に割り込めるわけはありません。
腹の減り具合によって行列のできる飲食店に優遇されることもありません。

充電できる車両が増えてしまった以上、もはや残念ながら充電はEVだけのものではありません。
良くアウトランダーPHEVとバッティングするというのなら、それは経産省の施策であるCEV普及策としてそれだけ売れたということです。
充電器に行列ができていたら、PHVは充電しない選択肢がある、それはPHV所有者が自動車購入時にEVを選ばなかったから。
EVは充電せざるを得ないが、それはEVを選択した所有者の想定内である。
それだけのことです。

ちなみに、日産での充電に関しては、私個人は今後も日産車を購入するつもりがないので
日産販売店の世話にはならないことにしております。


参考:自動車評論家国沢光宏氏の日記から。
2001年7月3日
前文略
メール送るべく四谷駅にあるコーヒーショップに入り、LOOX立ち上げたらバッテリーが心もとない。コンセント有ったのでACアダプター使ったら、マネージャーみたいなのが来て「ウチのコンセントだから使うな」と、抜きそうになった。おいおい! そんなこと言われたの、初めて。確かにコーヒー屋のコンセントかもしれないけど、使ったって1円に満たない。それくらいサービスしてもいいのでは? ワタシが間違いだろうか? まぁ2度と行くまい。さらに新宿に戻って打ち合わせ。


さて、以上を踏まえて
・アウトランダーPHEVでの充電は、どの法律に触れるのか
・電気ドロボーは誰なのであろうか






以下全文引用:

EVのシマを荒らすPHEV
電気自動車乗りじゃなければ関係ないコトながら、面白いバトルが勃発しているので紹介しておこう。騒動の発端はアウトランダーPHEVの急増にある。御存知の通りアウトランダーPHEVはガソリンでも走れるけれど、オーナーとしちゃ「出来ればデンキで走りたい」。
実際、急速充電すれば40kmくらい電気だけで走れてしまう。同じ区間をエンジンで走ると約500円のガソリン代が掛かる。だったら無料の急速充電器使えるなら絶対得だし、東名道のように1回100円で急速充電出来るなら400円分浮かすことも出来ます。入れたいワな。
加えてアウトランダーPHEVのユーザーの中には時間が無限にある人も少なくない。現役を卒業した先輩方です。東名道のSA毎に入れていく人も珍しくないようだ。こうなると困るの、電気自動車だ。今やアウトランダーPHEVとバッティングする機会メチャクチャ多い。
先日は夜中に日産ディーラーでコッソリ急速充電しているアウトランダーPHEVに出くわした。現在日産ディーラーの多くは24時間充電可能。休日や夜間については管理出来ていない。本来なら毎月1500円払っている「ゼロエミッション会員」のために開放しているのだった。
アウトランダーPHEVはもちろん、リーフであってもゼロエミッション会員でなければ有料。私は丁寧に「アウトランダーPHEVで急速充電するのは電気を盗むのと同じです。そこの防犯カメラで撮影してますよ」と教えてあげた(現時点では訴えるような動きはない)。
100歩譲って電欠になりそうなi-MiEVなどなら、事後でよいから営業中に使ったことを連絡するという条件で使うのもいいだろう。アウトランダーPHEVでの充電は明らかに法律に触れる。マナー違反のレベルじゃありません。こう書くと「補助金使った充電器は無料でしょ」。
今やそんなことない。補助金使った充電器だって課金されるようになった。やはり台数が増えるとマナーに頼るだけじゃダメになってくる。高速道路など「電気自動車専用」と書かれている公共の急速充電器もあり、これはアウトランダーPHEVを含まないと解釈すべきだと思います。
その一方、リーフが来ると「どうぞ」と気持ち良く譲って頂けるアウトランダーPHEVの人もいる。今後、i3が加わってくるだろう。いずれにしろ急速充電器の利用ルールやマナーを早く確立しなければならない。誰が音頭を取る?




こんなちんろんにまじになっちゃってどうするの 完

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