2010年11月15日月曜日

続DLA-X7

某AV店の視聴会に行ってきました。
解説はビクターの方。
セッティングはマリブの120inchにランプモードは高。
以下感想など。

最初にX3で新たに搭載された画調モードと、新クリアモーションドライブの説明。
クリアモーションは、webに説明はないですが黒挿入モードもあり、実際見た感じ黒挿入が非常にクリアに見えました。画像補完より暗くなるとの説明でしたが、少なくとも視聴時のセッティングでは気にならないです。画像補完のほうが若干ブレが残ってる感じもしました。
あとアニメとステージ(だったかな?音楽ライブ映像向けのセッティング)のモードを視聴。

次にX7にのみ搭載された機能の紹介。
キセノンランプモードは、物理的にフィルターを噛まして光源の色域を補正していました。キセノンモードに切り替えると、ソレノイドかなんかの音がカションってしてました。
キセノンモードでは、フィルムエミュレートにコダックと富士フィルムを選べますが、忠実に再現するモードの他に、おそらく白と黒が詰まるのでそれを改善したオリジナルモードも一つずつ搭載されていました。

最後に3D。120Hzでも3Dに問題のない理由の説明。LCOSのアナログ駆動だと、ブラウン管の走査線のように左上から右下に向かって順番に画素を書き換えていくんですが、この場合240Hzくらいにしないとクロストークがきつくなり、結果アクティブシャッター方式だとシャッターを開く時間が短くなって暗く見えてしまう。HD1以降のD-ILAはデジタル駆動になり、すべての画素を一気に書き換えるので120Hzでも十分対応でき、さらにシャッターの開く時間が長くなります。次回図で説明するとあるので、仕組みはこちらを参照してください。本田雅一のTV Style: 家庭向け3Dプロジェクターの基礎知識(1)。あとX7だけかもしれないですが、3Dモードにも輝度優先、画質優先のモードがあります。

11/18追記:本田雅一のTV Style: 家庭向け3Dプロジェクターの基礎知識(2)
       図で説明してくれると思ったのにー。

実際に3Dを見た感じでは、クロストークも感じず、少々顔を傾けても特に違和感は感じませんでした。
が、液晶シャッターメガネ3Dは、昔PCのゲームでちょっと遊んだ以外は最近の3D対応テレビを店頭で覗いたことしかないので、偏光フィルムのみの映画館と比べると多少違和感を感じ、テレビより画面も大きいので視線移動が多いためかフリッカーも感じます。正直長時間視聴はしたくない感じ。常時これで見るのは考えにくいなー…

あとメガネ。重いのでツルを強くしてるんでしょうけど、頭が挟み込まれてきつい。耳にかけると変な感じで、これは説明はなかったですけどHMDのようにこめかみかその上あたりで支えるものなのかな?クリングスパッドも変な感じで合わないなぁ。
それとレンズに反射防止コーティングもしてなさそうだし、ふちに映像が反射して、目の周りがボーっと光ってしまいウザいです。
個人的総評:
高い方を欲しいのが人情というものですが、PJを毎年買い換えない人には買い取り価格がどんどん下がって、結局数年後にはタダみたいなものになってしまうこと、フィルムをいちいち調べてセッティングするとも思えず、画調自体にはそんなにこだわりがないこと、2か所で見積もりを取ってみたところ、HD1を買った時みたいな掛け率(7掛け)にはなってないことを考えると、X3で十分かなという気がします。

しかししかし、買うつもりはなかったんですが、CALL OF DUTY BLACK OPSが3D対応してるとのことで(サイドバイサイドらしいですが)、これを3Dで遊んでみたいなぁ。テレビ買い替えは来年の予定だし。ただ、PJでゲームをするのは以前もやったことはありますが、視線移動が多すぎて無理を感じました。まぁとりあえず体験するということで。

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