Arcmouse、発売日に予約して買いました。発売延期されたんですが、なんか天候不順で船便が遅れて伸びたらしいです。あ、古い方ですよ、伸ばす方じゃなくて折りたたむほう。
親指ボタンに指が届かないなど、相変わらず抜けた設計のMS製品ですが、この初期型Arcmouseは折りたたむときの音と感触が気持ちいいこと気持ちいいこと。
そんな気に入っていたArcmouseですが、だんだんホイールを下に回してもウインドウ内も↓に行くようになり、10行下(読む方)にスクロールすると1行戻るくらいだったのが3行に1行、2行に1行、とうとう完全に3行進んで3行戻すようになりました。正直3行に1行あたりでかなりイラッとしっぱなしだったんですが、さすがに全戻しとなると平常心を装って使い続けるのは無理です。まだ保証期間が残っているので修理することにしました。MS Mouseで修理は2製品目ですね。
修理受付担当の方にいろいろ話して、今回はあっさり交換。古い方は捨ててくれとのこと。1週間程度で新しいものが届きました。が、新しいのは最初から10行スクロールすると2行くらい戻るんですよ。さっきまで我慢して使ってましたが、突然思い立って古い方を分解してみることにしました。
これから解剖されます。

電池裏のシール、ホログラムのある側をはがします。カッターの刃で端を持ち上げて。ラバー塗装に貼ってあるので簡単にはがれます。写真の電池ボックスの上側は3本のビスで、左右はプラス、真ん中はヘックスです。1.6㎜のような気がしたんですが入らないので、もしかするとインチサイズ??1.6mmの精密マイナスドライバーがぴったり入ったので強引に回しました。写真下端の

なんだかフェイスハガーを解剖しているような気がしてきました。
上蓋がぱかっと簡単に外れます。爪などでは止まっていません。ホイールの軸を挿しこんでる左側が回転センサーの様子。埃を払って電池を入れて試してみますが、こんな程度じゃ症状は変わりませんでした。それではと親指2本の爪で金属部分をぐいぐい押し、とどめにドライバーのお尻でガンガン叩きます。壊さない程度にね。
電池を入れて動かしてみると…おお!復活した!なんでこれで直ったのかはよくわかりません!
調子に乗って新品も同じことをしてやりました。完全とは言いませんが、ほぼ問題ない状態まで復活した模様。ねじ止めしてシールも戻します。全部タッピングビスなので、ほどほどのトルクで締めてください。
修理は叩くに限りますね。
そしてもうフェイスハガーにしか見えませんね。赤買ってよかった。
MSのは充電式マウスで充電池に不良が出てたような話を聞きましたが、これも部品不良じゃないですかねー。ちなみに電池はエネループを使っております。切れたらすぐ交換できる充電池式大好き。
あ、当然ですが自分で分解したら保証修理はできなくなりますから念のため。
そういやこないだソフマップで新型の方、Arc Touch mouseを触ってきました。こいつもいいですねー。気持ちよくパキッと折れて戻ります。クリックしたら平らになるんじゃねーかと思ってましたが、もちろんそんなことはありません。金属部分をなぞるとスクロールします。が、なんか漏電で感電しているみたいにビリビリくる!どうやら振動しているようです。すっごいそそりましたが、今のマウスがなおっちゃったので我慢しときます。